昨今、悪意ある第三者が、マルウェア(コンピューターウィルスやスパイウェア等の不正プログラム)に感染した利用者端末の電子証明書を遠隔操作により不正削除し、電子証明書の再発行処理へ誘導したうえで、管理者および利用者の認証情報を盗み取る事象の発生が確認されています。
以下に本事象への対策をご案内いたしますので、ご利用にあたっては十分な対策をご検討いただきますようお願い申し上げます。
<対策>
- 感染防止のため、ウィルス対策ソフト、SaAT Netizen、Phish Wall等のセキュリティ対策ソフトをご利用ください。
- 管理者と利用者で同一の端末をご使用にならないようご留意願います。
- 権限認証機能をご利用いただき、お振込等の資金移動業務における登録者・送信者を分けてご使用ください。
- 意図せず電子証明書を消失した場合には、電子証明書の再発行を依頼する前にウィルス対策ソフト等のウィルスチェック機能を使用し、端末がマルウェアに感染していないことをご確認ください。
- 管理者が利用者の電子証明書を再発行する場合、ログオン前に管理者の端末がマルウェアに感染していないことをご確認ください。
- 管理者がログオンする際に、意図しない権限が利用者に付与されていないことや意図しない利用者が登録されていないことを定期的にご確認ください。
- 利用者の電子証明書を再発行した場合、早急に電子証明書をインストールしてください。(電子証明書取得画面でログオン後、速やかにインストールしてください。)
以上