年次有給休暇の未取得分を120日まで積み立てて利用できる積立特別休暇を、多様なライフスタイルにあわせて時間単位、あるいは1日単位で取得することができます。
孫の育児に利用できる「イクまご休暇」は、主にお子さんの出産や育児を手伝うために利用されており、お孫さんが小学校を卒業するまで取得することができます。
年次有給休暇を時間単位(年間5日間40時間を限度)あるいは半日単位で取得することを可能とし、柔軟な働き方と有給休暇取得を推進しています。
結婚時に利用できる制度です。入籍日もしくは結婚式当日から前後1年間の間に5日間の休暇を分割して取得することができます。
また、お子さんが結婚する場合にも1日取得することが可能です。
勤務時間を1日4時間・5時間・6時間・7時間、週4日から選択できる制度です。妊娠中、育児・介護や傷病に加えボランティアや自己啓発、ライフスタイルに合わせた働き方に対応しています。
育児・介護休業中に本人の希望により、職場において短日数・短時間で働くことができる制度です。 復職後の不安解消や円滑な職場復帰をサポートしています。
東邦銀行および関連会社の従業員とパートナーが利用できる事業所内保育施設「とうほう・みんなのキッズらんど」を福島市に県内金融機関としては初めて開設しました。
現在は、福島市(2ヵ所)と郡山市(1ヵ所)の3ヵ所に設置しています。自園調理を採用し、アレルギーのあるお子さんも安心して利用できます。
従業員が自らの価値観や職業観に応じて、転居を伴う働き方か、自宅から通勤できる働き方かを選択することが可能です。また、配偶者が転居を伴う異動となった場合に同居可能な勤務地への帯同転勤を申請することも出来ます。
資格取得・留学、妊活、配偶者の転勤への同行、その他ライフイベントの事由で退職することなく、スキルアップや個人のライフイベントに対応できる制度です。従業員が長く安心して活躍できるキャリア形成支援に取り組んでいます。
当行を退職した従業員が、ライフサイクルに応じて再就業できる制度です。
復職支援セミナー
育児休業取得者の復職への不安払拭と仕事と家庭の両立についての理解を深めることを目的に、年2回実施しています。お子さんと一緒の参加も可能としています。
介護セミナー
仕事と介護の両立支援の一環として、介護について学ぶセミナーを年1回実施しています。従業員のご家族も参加対象としています。
本店営業部 壷井 幸枝(2007年入行)
私は長女出産後約1年間「育児休業」を取得させていただきました。育休中は「とうほうホームラーニング」のおかげで、子どもがお昼寝の時間に自宅のパソコンから新商品の情報を見るなど、復職に向けた準備を進めることが出来たと思います。
復職時には、事業所内託児施設「とうほう・みんなのキッズらんど」に子どもを預け、半年間「短時間勤務制度」を利用させていただき、スムーズかつ安心して職場復帰ができました。
現在はフルタイム勤務ですが、子どもを病院に連れていく際には「フレックスタイム」で早帰りをするなど柔軟な勤務が可能なため、仕事と育児の両立が図れていると感じています。今後も自己研鑽に励み自身のキャリア形成を図りながら、家族と過ごす時間を大切に、子育てを全力で楽しんでいきたいと思います。
東福島支店 壷井 政行(2007年入行)
仕事と育児の両立支援制度が充実しているだけでなく、上司や同僚の理解も得られやすい社風であり、共働きをしながらも積極的に子育てに関与することができる環境です。
今後も仕事と育児のバランスを取りながら、充実した銀行員生活を送りたいと考えております。
男性の育児休業取得率100%を目指し、育児休業対象者の所属長宛に「推奨文書」と『父親の仕事と育児両立読本』を案内するなど、仕事と家庭を両立する男性従業員がいきいきと活躍できる職場づくりに取り組み、男性の育児休業の平均取得日数は毎年増加しています。また、2020年10月に男性の育児に関する慣習の改革を目指すことを目的とした、株式会社ワーク・ライフバランス主催の「男性育休100%宣言」へ頭取が経営トップとして賛同を表明しています。
さらに、2022年10月の育児・介護休業法改正にともない、当行では最長10日を有給として取得できるよう職場環境を整備し、男性の育児参画を積極的に推進しています。
男性従業員の育児休業取得状況
年度 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 | 2023 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
取得者数 | 52 | 56 | 39 | 59 | 38 | 33 | 29 |
取得率 | 100% | 100% | 100% | 100% | 100% | 100% | 82.9% |
2015年12月に特定非営利活動法人ファザーリングジャパンが設立した「イクボス企業同盟」に加盟しました。頭取が経営トップとして「イクボス宣言」を行ったほか、全部店長がそれぞれの職場で「イクボス宣言」を実施しています。
「頭取イクボス宣言」はこちらをご覧ください。
イクボス企業同盟とは、女性活躍推進やイクメンなど社員が多様化する時代において、イクボスの必要性を認識し、積極的に自社の管理職の意識改革を行って、新しい時代の理想の上司を育てていこうとする企業のネットワークです。
イクボスとは、職場で共に働く部下のワーク・ライフ・バランスを考え、部下のキャリアと人生を応援しながら、組織の業績や結果を出しつつ、自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司のことです。
2017年5月に、優良な子育てサポート企業として特例認定「プラチナくるみん」を取得しています。
当行の子育て支援に関する取組みについては、厚生労働省 女性の活躍・両立支援総合サイト「両立支援のひろば」に掲載しております。
当行では、「人を大事にする経営」の考え方のもと「とうほう・みんなの健康宣言」を制定し、従業員とその家族の心身の健康保持・増進に取り組んでいます。
とうほう・みんなの健康宣言
東邦銀行は、“人を大事にする経営”を実践し、ワーク・ライフ・バランスの先進的かつ継続的推進により、従業員およびその家族の心身の健康増進に積極的に取り組みます。
健康づくり推進体制
人事部、健康保険組合、従業員組合の3つの組織による「健康経営プロジェクト」を立ち上げ、巡回検診バスによる乳がん検診や、館内放送によるラジオ体操の実施など労使一体となって従業員の健康保持・増進に取り組んでいます。
運動習慣の定着
スニーカー等歩きやすい靴を選んで通勤するワークスタイル「TOHO WALK BIZ」を実施。また、からだ作り、食事の改善、心のケア等をテーマとした「健康づくりセミナー」を開催しています。
2024年3月には健康経営への取組みが評価され、経済産業省より「健康経営優良法人2024(大規模法人部門)」に認定されました。
仕事と育児・介護との両立支援および柔軟かつ多様な働き方に向けた取組みの成果が評価され、厚生労働省による「均等・両立推進企業表彰『ファミリー・フレンドリー企業部門』」において「厚生労働大臣優良賞」を受賞しました。