法人インターネットバンキングサービスの不正利用による被害の補償について
時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
また、平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、当行では、「たすかる君-WEB」を安心してご利用いただくため、2014年10月3日(金)より、「たすかる君-WEB」のご利用により不正な預金払戻しにあわれた場合の被害補償基準を下記の通り制定いたしました。
当行は今後も、お客さまのサービス向上を目指した取組を進めて参る所存でございますので、今後ともより一層のご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
記
「たすかる君-WEB」のご利用により、預金等の払戻しの被害にあわれた場合には、ご契約者さまあたり年間1,000万円を限度に被害額を補償いたします。
個別の事案ごとにお話を伺い、IDや乱数表、パスワードの管理に問題があった場合やご利用のパソコンのセキュリティ対策を行っていなかった場合など、内容によっては被害補償の対象外または補償額を減額させていただくことがございますのでご了承ください。
なお、被害補償の対象外または補償額が減額される主な場合は後記「被害補償の対象外または補償額が減額される主な場合」の内容をご参照ください。
万が一、身に覚えのない不審なお取引や、パスワードが他人に知られたあるいはその恐れがあることに気がついた場合には、下記お問い合わせ先までご連絡ください。
「たすかる君-WEB」ご利用にあたっては、「当行の推奨するセキュリティ策」を実施し、ご利用いただきますようお願いいたします。
以上
お問い合わせ先
東邦銀行 EBヘルプデスク
0120-32-1040平日 9:00〜18:00
(土・日・祝日・年末年始を除きます)
お問い合わせ先
東邦銀行 ハローサービスセンター
0120-14-8656平日 9:00〜17:00
土日 9:00〜16:00
(祝日・年末年始を除きます)
コンピューターウイルス感染防止のためにウイルス対策ソフトの導入やフィッシングによる被害防止のためフィッシング対策ソフトをご利用ください。また、常に最新の状態に更新し、定期的にウイルスチェックと駆除を行ってください。
当行ホームページよりウイルス対策ソフト(SaATNetizen)およびフィッシング対策ソフト(PhishWall)を無料でインストールいただけます。
電子証明書をパソコンに保存することにより、利用パソコンを特定し他のパソコンからのログオンを抑止することができます。無料でご利用いただけますのでお申込をされていないお客さまは是非お申込ください。
ご使用いただいているパソコンのOS等のソフトウェアやブラウザを常に最新の状態に更新してください。
インターネット暗証番号や利用者暗証番号等のパスワードを定期的(毎月)更新してください。
管理者と利用者で同一の端末をご使用になられないようご留意ください。また、権限認証機能をご利用いただき、お振込等の資金移動業務における登録者と送信者を分けてご使用ください。
万一被害にあった場合の被害額を最小限に抑えるために、振込限度額は必要以上の高額な設定は避け、限度額の引き下げを行ってください。
当日の業務を開始する際や退社される前には必ずインターネットバンキングにログオンし、ご自身でされた適切な操作であるか操作履歴の確認を行ってください。
心あたりのない電子メール、不審な電子メールに記載されているURLをクリックすることや添付ファイルを開封することはウイルス感染やフィッシングの危険がございますので、絶対に行わないでください。
Q1
個人(個人事業主)で法人インターネットバンキングを利用しているのですが、補償の対象となるのですか?
A1
個人のお客さまでも、法人インターネットバンキングをご利用されている場合は補償の対象となります。
Q2
なぜ、補償の限度額を1,000万円としているのですか?
A2
昨今、被害が拡大している不正送金の手口は都度振込によるものです。当行の都度振込については、当日中の振込を抑止しており、翌日以降の都度振込の上限額についても1,000万円としているため、補償の限度額は万が一被害にあわれた場合の一日あたりの上限額といたしました。
Q3
適切なセキュリティ対策とありますが、具体的にはどのような対策をとれば良いですか?
A3
当行ではウイルス対策ソフトの導入、フィッシング対策ソフトの導入、電子証明書の導入の3つを組み合わせたセキュリティ対策を推奨しております。当行で推奨しているソフトでなくとも、同等のセキュリティ水準が保たれていれば補償の対象となります。
セキュリティ対策 | 概要 | 当行での無償提供 ソフト名 |
---|---|---|
ウイルス対策ソフトの導入 | パソコンに侵入しようとするウイルスの監視やパソコンにまぎれこんだウイルスを駆除することが出来るソフトです。 | SaATNetizen (サートネチズン) |
フィッシング対策ソフトの導入 | 悪質な電子メールやWebサイト等を用いてパスワード等の情報の漏えいを促すフィッシングを防ぐために、表示されたページが本物か偽造されたものであるかの確認を行うことが出来るソフトです。 | PhishWall (フィッシュウォール) |
電子証明書の導入 | 利用パソコンを特定し、他のパソコンからのログオンを抑止することが出来ます。 | 電子証明書 |
Q4
他人へのIDやパスワード等の回答とありますが、具体的にはどのような場合ですか?
A4
口頭での回答やIDやパスワードを記載した媒体のパソコンへの貼付、パスワードのパソコンへの保存など第三者の目に付く場所に置いている場合を指します。
Q5
「被害補償の対象外または補償額が減額される主な場合」に記載している事象以外にも補償の対象外もしくは減額されることがあるのですか?
A5
万が一、お客さまが被害に遭われた場合、お客さまの被害に遭われた手口やパソコンの環境など具体的にお調べさせていただいたうえで、個別に補償についての判断をさせていただきます。